熊谷日本最高気温更新

こんばんは!

takuchon00chonmageです。

 

最近話題の猛暑ですが、ついに一昨日、我らが熊谷市で日本最高気温が更新されました!

私は埼玉県出身で、県に余り誇れるものがないので、住んでる人はたまったもんではないとは思いますが、ちょっぴり嬉しい気持ちになりました。

 

ところで、そもそもなんで今回日本の最高気温を更新する事態になったのかと言うと、2つの大きな暖かい高気圧が重なった状態でフェーン現象が続いていたからだと各メディアで報じられている。

 

ここで疑問に思ったのは、2つの高気圧が重なるとはどういうこと?そもそも天気予報で言ってる気圧って、標高0mのところでの気圧のことじゃないの?その定義だと、2つの同じ地点に2つの気圧が存在するっておかしくないかな、、、ということで調べてみました。

 

気象庁のHPによると、高気圧の定義とは、「高さ(気圧)の同じ面で、周囲よりも気圧(高度)が高く、閉じた等圧線(等高度線)で囲まれたところ。」だそうだ。

要するに高さが異なれば同じ地点でも高気圧のところもあるし、低気圧のところもある。2つの高気圧が重なっている状態とは、日本の上空がどの高さでも高気圧の状態になってしまうせいで、通常より標高の高い上空から地表まで下降気流が吹き下ろされてしまっているということだ。

距離が長い分、空気に対してする仕事が大きくなり、断熱圧縮の際の温度上昇が大きくなるということだ。

今回の場合はそれにフェーン現象がとどめさしたということだ。

 

もちろん気候的な要因も大きいが、都市のほとんどが熱が逃げにくいコンクリートでできているというインフラ要因も見逃せない。熱の逃げやすいコンクリートの開発だったり、コンクリートから熱を逃がすための放水設備等のインフラの充実が今後は必要だと思う。